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2025年度新入社員向け 社長挨拶

2025年4月1日

双日株式会社

2025年4月1日

双日株式会社

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皆さん、入社おめでとうございます。社長の植村です。

本日、ここに総合職117名、事務職34名、合計151名の新入社員の皆さんを、双日の新しい仲間として迎えることができました。当社史上、実に最多の新入社員数です。未来を切り拓く主役となる若い皆さんをこれだけ多く迎えられるということは本当にうれしく思いますし、双日の成長の証でもあると思います。全役職員を代表して皆さんの入社を心から歓迎します。

さて、私たちを取り巻くビジネス環境は、日々大きく急速に変化しています。米国の政策などの要因により、情勢の変化と不透明さはより一層拍車がかかるでしょう。そのような環境において、双日は2030年に目指す姿として「事業や人材を創造し続ける総合商社」を掲げ、Next Stageとして企業価値の2倍成長を目指していますが、その原動力は言うまでもなく人材であり、皆さん一人ひとりなのです。

そこで、私から新入社員の皆さんに期待する心構えと行動について、3つお伝えしたいと思います。

1つ目は、自分自身の頭で考え、先読み・先回りして、行動に移してほしいということです。総合商社である私たちの使命は、「必要なモノ・サービス・アイデアを、必要なときに、必要なところへ届ける」ことにあります。そのためには、常に変化するニーズに応えられるよう先読みし、機能や価値を提供しなければなりません。市場やパートナーから求められてから動いているようでは価値を提供していることにはなりません。相手の期待値を超えるモノ・サービス・アイデアを先回りして提案、提供できてこそ、価値を認めてもらうことができるのです。だからこそ皆さんには、これから携わっていくビジネスや業務を当たり前のものとはせず、改めて自分の頭で自律的に見直し、思考し、行動できる人材であってほしいと強く願っています。

2つ目は、自分の会社や仕事を好きになって、働きがいを見つけてほしいということです。皆さんは、これから、1日のうち多くの時間を働いて過ごすことになります。その際、好きでもない会社で嫌々働いて、良い仕事ができるでしょうか?パートナーから価値を認めていただけるでしょうか?仕事をする上で、困難や苦労はつきものですが、好きであれば乗り越えられ、また、挑戦や学びへの原動力になるはずです。それこそが働きがいにつながっていくのです。ぜひ、毎日元気に、前向きに働いてください。

3つ目は、社内外問わず、仲間を多くつくってください。一人の力でできることは限られています。どんなビジネスを進めるにも、仲間の協力が不可欠です。仲間というのは単なる仲良しとは異なり、志を共にし、互いに支え合い、時には切磋琢磨し、意見し合えるのが仲間です。日頃から、聞く耳を持ち、自らの考えや意思をはっきりとわかりやすく発信し、共感や信頼を得られるようになれば仲間ができてきます。また、先ほど申し上げたように、明るく活き活きとしていることも重要です。そのような人にはおのずと仲間や支援が集まってくるものです。

最後に、皆さんの前に広がっている無限の可能性の実現や皆さんの成長に向け、会社は全力でサポートすることをお約束します。ただし、その実現の主体はあくまでも皆さん一人ひとりであるということは忘れないでください。他責思考は捨て、個人や会社の成長に自分は何ができるのか、何をすべきなのか、自身や会社がどう在りたいのかを自分で考え、周囲と意見を交わしてください。先ほど、皆さんに期待する心構えとして、会社を好きになってほしいと伝えました。私は経営として、皆さんに当社を好きになってもらえるよう、最善を尽くします。また、皆さんも、次のステージに向けて成長を続ける双日をつくる一員として、自分が「好きだ」と思えるような会社にする努力を惜しまないでください。共に未来を創り上げていきましょう。

皆さんのこれからの活躍に期待しております。

皆さんの入社を心から祝福し、私からの歓迎のあいさつに代えさせていただきます。改めて、本日は入社おめでとうございます。

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